新卒で入社後、5年ほど北海道エリアで営業に携わっていましたが、2013年から本社に異動。社長直属の組織の一員として、経営計画の策定や計画の進捗管理、パートナー企業の経営支援および連携、新規事業開発の推進、経営会議の運営、大型プロジェクトの運営など、多岐にわたる業務を手掛けています。経営企画の知識や経験、スキルなどはなく、まさにゼロの状態から会社を動かす大きな仕事にチャレンジしています。
実は私が配属される以前、経営企画は経験豊富な中途入社の社員たちに任されていました。それが、中途入社の先輩方のご指導を受けながら、新卒入社の社員にも新しいことに挑戦するチャンスを与えるべく、私と先輩の二人が異動してきたというわけです。計画を練るにしても、社長に提案をするにしても、営業時代とはまったく異なる業務内容であり、起きることすべてが"初めて"の状態。しかも、一つひとつの判断が会社全体を左右するのですから、重々しい責任がずしりとのしかかってきました。難しい仕事ではあります。しかし、「新しいことに挑戦できる」こと、こういう大きな仕事に携わるチャンスがあること自体にやりがいを感じており、モチベーション高く仕事に臨むことができています。
当社では、一つひとつを深く突き詰めて遊技機の開発をすることで、他社との差別化を図ってきた歴史があります。コストがかかってしまうやり方だけに、経営企画という立場から見ると様々な判断が難しくなる面があります。それでも各部門の全員が一緒に汗をかいていけば、おのずと結果がついてくるのです。営業経験がある私だからこそ、現場と経営のバランスをうまくとった施策の提案ができるという自負があります。
社長をはじめとする経営層と接していると、トップ自らが「挑戦する意志を持つ人材やチームに、経営資源を投資する」という意識を持っていることがよくわかります。かくいう私も大きなチャンスをいただいた一人。経営の本質をより深く学び、さらに成長するためにも、経営者に一番近い場所で日々学びを重ねています。私がこの場所で成果を出せば、後輩たちにも新しいことに挑戦するための道が開かれることになると思います。後に続く者たちのためにも、確かな結果を導き出していくことが、これからの目標です。