営業の役割は、当社の新しいスロット機やぱちんこ機を広めていくこと。私が所属するチームでは、メンバー6名で都内のチェーン本部やホールを担当しています。任されているのは、当社と長年取引のある既存のお客様ばかり。先輩たちが長年培ってきた信頼をベースにした営業なので、新人でも比較的スタートさせやすいのが特長です。とはいえ、「新機種が出たので買ってください」と言えば売れるという、甘い世界ではありません。販売前には徹底的に打ち込みを行い、新機種の特性を把握。同時に、お客様の周辺店舗に足を運んで客層をチェックするなど、市場調査を念入りに行います。そういった地道な努力の積み重ねが、説得力のある導入提案につながっていくのです。
当社の営業は、事前に売るものが決められています。お客様のニーズに応じて、数あるなかから最適な製品を提案できるわけではありません。ですから、最終的にはいかに自分を売り込めるかの勝負。「担当が君だから買うよ」と言っていただけたときは、大きなやりがいを味わえます。新機種の説明をする前に購入を即決してもらえたときは、「少しは信頼してもらえているのかも」とうれしい気持ちになりました。営業は、結果が数字にシビアにあらわれる仕事。自分の成長に比例して数字が上がっていくことが、モチベーションにつながっています。ちなみに、私は営業スタート後、2年半で上司の信頼を勝ち取り、担当顧客も増えて売上成績は4倍にアップしました。
今の自分にできる最大限のことを、妥協せずにやることです。問い合わせにはスピーディに対応する、メールや電話で済ませるのではなく必ず足を運ぶ、などがその一例。やれることを精いっぱいやっていれば、たとえ売上目標に手が届かなくても落ち込むことなく、「仕方がない」と割り切って次のステップに進むことができるのです。また、提案を行う際は新機種導入のメリットだけでなく、懸念点も正直に伝えるように。常にお客様目線に立って本音でぶつかることこそが、信頼関係を築くうえで大切だと考えています。さらに、導入して終わりではなく、アフターフォローにも注力。自分なりの分析をもとに、遊技機の設置場所の変更提案を行うこともあります。
当社は、常に独創的な遊技機をリリースすることで、業界の常識を塗り替えてきた会社。できるだけ多くの遊技機を売ることは、業界の新スタンダートをつくることにつながっているのです。今の目標は、自らの手でより多くの遊技機を市場に送り出すこと。そして、業界内での自分の存在感をよりいっそう高めていきたいと考えています。また、当社は社歴や経験ではなく、実力を公平に評価してくれる会社。実際、若くして事業所のトップを任されている先輩も存在します。結果を残してポジションアップを目指していくことも、目標のひとつ。さらに、当社には開発から製造、管理まで幅広い活躍の場が広がっているので、ゆくゆくは他の職種にもチャレンジしてみたいです。