株式会社 大都技研

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マーケットに衝撃を!! Daitoの挑戦 執着心 × こだわり = Daito が誇るモノづくり

Interview 職種について

開発部門プロダクトデザイナー

感覚を言語化して伝え、「総合演出のモノづくり」に挑む

現在の仕事

2009年の入社以降、ずっとプロダクトデザイン一筋で歩んできました。次に開発する筐体のコンセプトを企画し、設計要件などを見ながら、実現性を考慮してデザインを仕上げていきます。グラフィックデザインとは異なり、プロダクトデザインでは立体的な制約や容量物の限界もあります。ただ絵描きの仕事をしていればいいというわけではありません。各部門と調整しながらいかに商品コンセプトを実現していくか。その実行力が問われる仕事なのだと思います。プロダクトデザインの仕事の成果がブランディングや販売戦略にも直結していくので、大きな責任とともに、役割がどんどん広がっていく喜びを感じているところです。

仕事のやりがい

デザイナーとしては絶対に譲れないと思っていても、設計の問題でデザイン案が崩れてしまいそうになることがあります。そんなときは自分の感覚を言語化し、コンセプトの上流から伝えて、そのラインの意味を伝えます。とても難しいことですが、今ではこれがプロダクトデザインにとって重要なのかもしれないと思い至るようになりました。スロットやぱちんこはただ見ているだけではなく、映像を音と連動させ、プレイしながら楽しむもの。「総合演出が必要なプロダクトづくり」であるとも言えます。社内のさまざまな立場の人から意見を聞き、企画やデザインを形にしていく過程は、この仕事にしかない面白さだと感じています。

思い出深い仕事

入社後しばらく、経験が浅いうちは、「役物」と言われる筐体の中にあるパーツなどをデザインしながら少しずつ勉強していきました。そして6年目、「SHAKE3」という機種で初めて筐体意匠のデザインを任せてもらえることに。パーツ単体と比べて、筐体全体のデザインはボリュームも容量も桁外れです。さまざまな部品を組み合わせたり、構成を考えたりしながら、手探りで進めていきました。設計要件や組み立て要件に関する要望がたくさん来る。機構や回路を担当している人たちとも逐一相談しながら進めていかなければならない。プレッシャーの連続でしたが、製品が完成して世に送り出されたときには、これまでにない充実感がありました。

工夫をしていること

デザインの着想を広げるために、いろいろな情報を意識して取り入れているようにしています。
世間で流行っているモノ、話題の新商品などもどんどん試します。世の中のありとあらゆる製品はプロダクトデザインの賜物。「若い女性に人気のファッション」など、明らかに自分とは縁遠い世界であっても、どのような色や形が受け入れられているのかを知ることが大切なんです。街を歩いていて変わったデザインの建物や看板を見つけたら、すかさず写真を撮るようにもしています。仕事の進め方は教えてもらえますが、個人の感覚や持ち味といったものは自分で磨いていくしかありません。日々精進しながら、良いモノづくりにつなげていきたいと思っています。